2012年2月23日木曜日

将棋の戦法選択について。 将棋を始めて、今までずっと石田流本組と升田式石田流ば...

将棋の戦法選択について。

将棋を始めて、今までずっと石田流本組と升田式石田流ばかり指して来ました。


最近、▲76歩△84歩から始まる矢倉戦法や矢倉囲いに興味を持ち、相矢倉の勉強を始めました。



将来的に先手番では

▲76歩△34歩 →石田流

▲76歩△84歩 →矢倉

相振飛車 →石田流本組



で戦う事を決めたのですが、

石田流と矢倉の併用は一般的なのでしょうか?



二つ目の質問で、

問題は後手番の戦法選択をどうしようかと考えています。



相振飛車 →石田流本組

▲76歩△34歩▲26歩 →?

▲26歩△34歩▲76歩 →?



相振の可能性を残したいので、二手目34歩は絶対手です。



対居飛車にオススメの二手目34歩から始まる後手番戦法を教えていただけませんか?



後手は居飛車か振飛車は問いません。



よろしくお願いします。


|||



1つめの質問は、7六歩、8四歩の出だしは、すべて矢倉にできるか?ということと解釈して答えると、できなくはない。ということになると思います。

7六歩、8四歩で、6八銀として、3四歩なら、6六歩から矢倉に組んでいく。

7六歩、8四歩で、6八銀として、8五歩なら、7七銀と受けて、矢倉に組んでいく。

7六歩、8四歩で、6八銀として、6二銀でも、6六歩か4二銀かは迷うところですが、矢倉に組めますね。

こういう意味なら矢倉戦法で戦うことは可能です。



もっとも、これ以外の変化も考えられます。

例えば、棒銀や、右四間、雁木といった戦法は角道を止める6六歩があれば、とても指しやすいですし、場合によっては一気に勝勢まで持って行ける破壊力があります。

また、相矢倉になったとしても、勝率アップができるか?といわれれば、微妙です。

矢倉戦法を中心とした居飛車戦法と、石田流などの振り飛車とは感覚が違うので、個人的にはあまりお薦めしません。

ただ、質問者の方は相振りが得意そうなので、そういう意味では問題無いかもしれませんので、お薦めはしませんが、やってみることは良いことなので、とりあえずやってみて、ダメなら考えるというスタンスで、いいかもしません。





2つめの後手番の戦法ですが、石田流をやっているなら、ごきげん中飛車でいいと思います。

プロでも先手石田流、後手、ゴキゲン中飛車の振り飛車党は大変多いです。



私も振り飛車党ですが、私はどっちかというと従来型の角道を止めるタイプの振り飛車好きなので、後手は四間飛車でやります。





参考になれば幸いです。



|||



現代振り飛車の流行は先手番=石田流、後手番ゴキゲン中飛車ですね。

後手番でゴキゲン中飛車にしてみてはどうでしょうか?

そうすれば先手で▲7六歩△8四歩には▲5六歩から中飛車も指せるようになるかと。



矢倉は双方の同意がなければ、そうなりませんし。だから、矢倉一本だと厳しいですね。



石田流が好きなら後手番でも石田流の指せる”後手2手目△3ニ飛戦法”もいいかもしれません。

最近トッププロもけっこう採用している流行戦法です。もちろん相振り飛車にもなりますよ。



自分の得意戦法パターンを持つというのはかなりいいと思います。

私のパターンです。http://marfes.blog.fc2.com/blog-entry-161.html



<後手番おすすめ戦法>

・後手2手目△3ニ飛戦法

・ゴキゲン中飛車


|||



先手番での戦法選択として、石田流、矢倉の組み合わせはあります。

現に、私もその組み合わせで戦っていました。両戦法とも指しこなすのが大変で石田流1本になりましたが…

後手戦法は、ゴキゲン中飛車がおすすめです。後手ながら主導権も握りやすい戦法です。


|||



一般的かどうかは、個人の主観ですし好きに指したらいいと思いますよ。



二つ目の質問ですが、私がよく指すというよりほとんど指すのは



△3ニ金(一手損角換わり)



なのですが(たまに△8四歩から横歩取り)、見るところ石田流ばかり指していたそうなので初めのウチはちょっと慣れるのに戸惑うかも…



でも、指してて楽しいですよ。一手損角換わりは相手の作戦によって金矢倉で戦ったり時には居玉で戦ったり色々と自由に指せるし、手を変えようと思えばいくらでも変えられますから一局一局決まった形にはあまりならないので指してて毎回新しい発見があるので飽きないです。





もし、興味が沸いたなら以下の本を読んでみて下さい。角換わりを初めて指す人には最適だと思います。



■マイコミ将棋BOOKS よくわかる角換わり



http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-3985-4/978-4-8399-3985-4.sh...



他には山崎七段の棋譜を並べてみるといいかも。

見れば分かりますが凄い面白い将棋

を指しています。



*補足ですが基本的には大丈夫だと思いますが、戦法の幅を広げたいなら他の戦法も覚える事を薦めます。


|||



わたしも教えてもらう方の未熟者ですが、似た棋風かと思われますので答えさせていただきます。



一つ目の一般的かについては、100人居て1人いるかどうかくらいじゃないでしょうか?

厳密には矢倉と石田は併用出来ませんし、両戦法を指しこなすのも相当な腕が必要になりますし。

両方指せるという強みはもちろん素晴らしいと思います。

もちろん答えとしては一般的じゃありませんが、

広い知識をもたれる努力が棋力アップに繋がるのは言うまでもないですね。



二つ目の質問ですが、343戦法でしたか。すいません。実は詳しくは名前知らないんです。

一旦4間に振っておいて、陣形を整備後3間に振り直す戦法です。

久保王将の棋譜に載っていると思います^^;

一度、ご覧下さい。



※補足に補足します。

相手の居ることですので相手が嫌えば指せません。

矢倉1本ではなく広く知識が必要になりますね。

といっても、矢倉は将棋の純文学と言われます。

勉強して下手になることはあり得ませんから、

諦めず頑張って棋力向上を目指してください。

0 件のコメント:

コメントを投稿