将棋の後手番△３三角戦法についての質問です。

将棋の後手番△３三角戦法についての質問です。

最近、プロの対局で四手目に△３三角とする棋士がいるそうなのですが、



▲７六歩△３四歩▲２六歩△３三角▲同角成△同桂▲２五歩

という進行になったとき、その後△２二飛の向かい飛車にする型はわかるのですが、

△３二金とする手の意味が少しわかりづらいです。



プロの対局を見ていると、▲２四歩をつかず駒組みをある程度進めた後、

▲２四歩～△２三銀～△２四歩となっているものがほとんどです。

なぜ△３二金の後すぐに先手は▲２四歩とつかないのですか？わかりやすく解説していただけるとありがたいです。



後、もし良ければ

１、参考になる棋譜のアドレス。

２、もし△３三角を▲同角成と取られなかった場合の駒組みの仕方。

３、△３三角▲同角成△同桂以下の序盤の基本的な駒組み。

について教えていただけると助かります。

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一番良い方法は、普通に３三角戦法の本を読めば良い話ですが、

▲７六歩△３四歩▲２六歩△３三角▲同角成△同桂▲２五歩の後△３二金はまず無いと思います。

２五歩に対しての定跡は２二飛車ですよ。▲６五角打には△４五桂の返し技があるので・・

ですが、▲７六歩△３四歩▲２六歩△３三角▲同角成△同桂の時に、

▲２五歩ではなく▲６八玉とされ、これに対して△２二飛車と回ってしまうと▲６五角打が決まってしまい、

馬を作られて不利なので△３二金と上がって立石流を指す型ですよ。これも３三角戦法の本に

書いてあります。



３二金は勘違いかなとは思うんですが、もし本当に２五歩に対して３二金は最初から

立石流を指したいと思っているんじゃないんでしょうか。

▲２四歩はもう既にいつでも歩交換は出来るので最初に囲ってから▲２四歩が狙いなんじゃないかと。

△３三角に対して４八銀なら２二飛車 もしくは角交換せずに６八玉ならそのまま四間飛車に回って

力戦振り飛車になると思います。

これも詳しくは３三角戦法の本に対穴熊用に角交換保留型中飛車・石田流があるので読んでみるといいですよ。



補足についてですが、やはりあったんですか・・・・

それならやはり最初から角交換して立石流を指すのが狙いだったんじゃないかと思います