B級戦法ばかりを使って将棋は上達するのか？

B級戦法ばかりを使って将棋は上達するのか？

ネットでB級戦法を使う人がけっこういてビックリしました。

５筋位取り居玉中飛車など。



棋力的にはもう十分居玉で戦うレベルではない人でも平気で使っている人がけっこういました。



ああいう戦法ばかりを使っていては、いずれ実力は頭打ちになるんじゃないか（早指しや素人相手にはぼろ勝ちするであろうが、有段者に果たして通じるのか）と思いますが、どうなんでしょうか？

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アマチュア４段です。何がＢ級戦法かも時代によりますよね。



横歩取りは，江戸時代は「横歩三年のわずらい」と嘲笑された素人戦法でした。穴熊も縁台将棋の素人戦法でした。



でも現在では，プロも多用する立派な花形戦法になってます。



５筋位取り居玉中飛車は，最近，プロの間で復活した古い戦法です。穴熊に対する有力な対策であった四間飛車藤井システムが，先手では有効だが後手では一手の差でうまくいかないことが判明したため，「穴熊に組ませない急戦振り飛車を！」というニーズによって復活しました。決して有段者に通じない戦法ではありません。



逆に，最近は矢倉の衰退が著しいですね。矢倉は将棋の純文学と呼ばれていましたが，最近，後手有利の変化が見出せなくなって回避される傾向にあります。



色々な定跡を覚えることは大事ですが，B級戦法はダメと言い切れないところにも将棋の面白さがあります。

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上達するでしょうけど、いつも似た形ばかりですと、同じような筋しか学べない事になりますので、総合力の向上は難しいでしょう。

でも四間飛車一筋のプロもいますし、筋違い角を多用するプロもいますので、

その普段やっているB級戦法の展開に持ち込めれば、段や級は上がるのでしょう。

いろいろな戦法から色々な筋を学ぶのが無難なのだとは思います。

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ときどきいますね、力は強いのに、変な戦法オンリーの人。

特殊な戦法に特化した実力は付くでしょう。

特定の戦法オンリーで、強い相手にも対等な序盤になり、そこそこ成績が上がれば、それはそれで、いいんじゃないでしょうか。



将棋が偏るということなら、振飛車ばかりの人が居飛車を指さないでも、相居飛車になることはないし、矢倉戦の面白さを知らない、という偏りはでますよね。

だから、弱いうちは振飛車オンリーはダメだという人も少なからずいます。

質問者のいっておられるのは、その極端な例ですね。



強い人が、特殊な戦法だけを指しているのをみると、もっと面白い遊びがあるのに、と、すこしもったいない気はします。

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「時々」だと良いかな？とは思います。

一種の「奇襲」的な感覚ならですが…。

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有段者に通用するはずがありませんね。ヤフーにはそういう人が多いです。１５００くらいでいつも早指しで。