将棋で、変な戦法(定跡に囚われない)指し方を使いこなすには、構想力と後何が重要ですか?
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まずいろんな定跡を覚えること。そうするとどんな形がいいのか理解できるようになり、変な戦法でも考え方がまとまってきます。自分はそのようにしてきました。
定跡にとらわれない指し方がしたいならまずは基本です基本!!
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強いっていう思い込みではないですか?
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「定跡に囚われない指し方を使いこなすためには、誰よりも定跡をしっかり理解することが必要です。」
?と思われるかもしれませんが、「基本を知り尽くした者のみが常道から外れることを許される」というのは、あらゆる芸事についていえることです。
非凡な指し方ができる(していた)棋士を二人挙げます。大山十五世名人と中原十六世名人です。特に晩年期(中原名人はまだ健在ですが)は、大山名人の一手一手には誰もが目をみはり、中原名人は「他の誰も真似のできない指し方」と言われたものです。彼らの壮年期における指し方は、中原『自然流』、大山『平凡は妙手に勝る』という言葉通り、実に外連味のない基本に忠実な指し方で勝利を重ねていたのです。「それ故に」大山将棋ここに極まる、中原将棋ここに至る、ことができたのです。
将棋ではなく芸術のことを申し上げますと、ピカソや岡本太郎は他の誰も描けないような斬新な作品を残していますね。
しかし彼らの基本的デッサン力(いわゆる普通の絵を描く技量)は他の誰も及ばないものがあるのです。だから自由な描き方を追求していった結果があのような作風となって結実するのです。
大げさなことをいろいろ書いてしまいましたが、そもそも『定跡』とは「普通の指し方」ではありません。「一局の将棋において、最善とされている指し方」のことです。将棋で勝つためであれば、誰でも最善の指し方をしますよね。しかしそれはあくまでも、最善と「されている」だけですから、研究すれば他の指し方もあり得るわけですね。実際私も、こういう指し方はないだろうか、ああいう手はどうだろうかと考え、実戦で試したりもしてます。多くは研究は徒労に終わり、実戦で指しても、少し強い人にかかると簡単にやられることが多いですが。しかし中には十分に通用する指し方もあります。
いずれにしても、定跡にない指し方をするためには、自分なりに十分研究をして自信をつけておくことが重要だと思います。少なくとも「ひらめき」や「思いつき」の手は、ちょっと強い人に対しては全然通用しませんから。
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それは要するに精神的な問題だと思います。つまり・・
良くいえば、勝敗にこだわらないおおらかな気持ち。
悪くいえば、テキトーに指すという、いい加減な気持ち。
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ひらめきというか・・・・第六感のようなモノ。
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