将棋で居飛車の時の有効な戦法は何ですか?
棒銀が簡単に崩されるようになってきました
それと
自分が後手で相手が飛車先の歩を進めてきたとき、どうやって守るのがいいでしょうか?
2つとも幾つか回答してもらえるとうれしいです
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今までは単純な速攻型の棒銀をやってらっしゃったのでしょうか?
棒銀はあくまで攻めの形ですので、
それに+で相手の出方によっての守り方を覚える必要があります。
相手が振り飛車であれば舟囲いとその発展の守りで良いのですが
相手が居飛車の場合は角交換があるのか無いのかでまた変化します。
角交換する場合は矢倉囲いを目指すのが一番ですが
角交換をしない場合はカニ囲いなどで簡単にすませ攻めるのか
やはり矢倉に組みじっくり行くかがオーソドックスと思います。
いろいろな戦法を覚えるのも良いですが
せっかくなら攻め方は棒銀である程度固定し
相手の出方によっての守り方を勉強する機会とするのが
良いのではないでしょうか?
棒銀はしっかり指しこなせば非常に厄介な戦法です。
将棋の実力をつけるためには攻めの戦法だけではなく
自玉をどうやって守るかを、相手の出方を見ながら決めていく事も
大切になってきます。
初心者は自分がどう指したいかを優先するあまり
相手の手を見ずに指し進め、不利な戦いを強いられるケースが増えます。
相手が何をしたいのか、何を狙いとしているのかを指し手から察知し
相手の思い通りにならないように守りを固めれるようになると
今よりワンランク上の実力を身に付けれると思います。
補足に追記
銀矢倉は組むのに手間がかかるので
矢倉といわれた場合は普通は金矢倉のことを言います。
2筋3筋を飛車で破られると言う事は相手は振り飛車ですよね?
そう言う場合は矢倉ではなく船囲い、左美濃などを使うべきですね。
また相手が居飛車でありながら2筋3筋を飛車で破られるのであれば
相手の飛車を自由にさせているそれまでの指し方が問題なので
相手の飛車を自由にさせない指し方を考える必要があるでしょう。
矢倉は横からの攻めには弱いので簡単に飛車を自陣に入れないのも
指す上で大事な事です。
また、万が一飛車の進入を許した場合は
6七の金を6八に一歩下げるだけで相当緩和できるとは思いますが
あくまで一時しのぎにしかならないと思います。
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こんにちは、棒銀の次は右四間飛車戦法をオススメします。右四間飛車での船囲い、左美濃、穴熊、の順番で勉強して下さい。相居飛車なら、相がかり腰掛け銀、角換り腰掛け銀、相矢倉の順番です。対振り飛車には57銀左戦法をオススメします。57銀左戦法はだいたいの振り飛車に使えます。四間飛車には右四間を深く研究してもいいと思います。ただし右四間は相手が上級者になれば通用しにくくなってきますのでご注意ください。
後手番での飛車先の件ですが、初手より▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金の出だしでいいですよ。ここから先は相がかりの勉強をしないと駄目ですね。
すみません、一つ書き忘れました。矢倉は難しい変化が多いのでむしろ上級者向けです。相がかりで相居飛車の感じを掴んでからの方が絶対いいです。
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矢倉とか、腰掛け銀のように、しっかり陣形をつくってから戦う戦法を覚えることを、おすすめします。
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