将棋についての質問です。
将棋の戦法を教えてください。
お願いします。
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おおざっぱにいうと、居飛車と振り飛車。
居飛車は飛車をもとの場所に居たままにして右辺からの攻めを狙う戦法です。
振り飛車は飛車を左辺に振って玉の堅さを活かして(将棋では戦場になりやすい飛車がいる側の逆に玉を囲います。右辺に玉を囲う場合、角の移動をしなくても堅く囲えます。)居飛車の攻撃に対してカウンターを狙う戦法です。
2人のプレイヤーが居飛車と振り飛車のどちらを使うかによって戦型が決まります。
ⅰ)居飛車対居飛車(相居飛車)
形があまり制限されないので色々な戦型があります。
①矢倉 お互いに強く囲う本格的な戦型
②相掛かり お互いに初手から飛車先の歩を伸ばしていく
③横歩取り お互いに角道を開け飛車先の歩を伸ばしていく。横歩取りと呼ばれるのは先手が2四歩同歩同飛→3四飛と歩をかすめとるから。研究が重要らしくあまり指されません。
④角換わり 序盤早々に角を換える定石形になりやすい将棋です。プロ間では後手番一手損角換わりというのが人気らしいですが僕にはよく分かりません。
ⅱ)居飛車対振り飛車
振り飛車には向かい飛車、三間飛車、四間飛車、中飛車があります。
①急戦 振り飛車側は相手より玉が堅いので左辺で互角の戦いができれば勝ちやすいです。独特の感覚が必要とされます。
②持久戦 居飛車側が急戦を敬遠した場合に持久戦になります。振り飛車側以上の玉の堅さを目指したり(左美濃・居飛車穴熊)5筋位取り・玉頭位取りをしたりします。振り飛車側も工夫を凝らすことになります。
③振り飛車穴熊 よく使われる美濃囲いを使う振り飛車とは一線を画す戦法です。
ほかには、糸谷流右玉なんていうのもあります。振り飛車に対して居飛車側が右に玉を囲う驚異の戦法です。あまりポピュラーじゃないですがおもしろい戦法です。なお右玉はもともと相居飛車戦で使われるものです。
向かい飛車 他の振り飛車から向かい飛車にすることも多いです。
三間飛車 捌きに重点がおかれます。四間飛車にくらべて左銀を活用させやすいです。
四間飛車 バランスがとれている人気の高い戦法です。
ツノ銀中飛車 急戦にはかなり強い戦法ですが持久戦には…
石田流 普通の三間飛車とは違って飛車を浮かせる戦法です。プロでも人気が高いです。普通の三間飛車より人気です。
ゴキゲン中飛車 楽しい戦法で、プロでも人気が高いです。序盤の数手には気をつけてください。それについてはネットで調べればすぐ出てくると思います。
ⅲ)振り飛車対振り飛車(相振り飛車)
お互いに振り飛車にする戦型です。角の移動をしなくても囲えるし飛車の振る場所も自由に選択できるので自由度の高い戦型です。
筋違い角など、以上に含まれない戦法もありますが、基本的にはこんな感じです。興味がある戦法はWikipediaなんかで調べてみて下さい。
読み返してみたら戦法じゃなくて戦型の説明になっていますね。
初心者に薦められやすい戦法は棒銀ですね。居飛車が銀と飛車でまっすぐ2筋をやぶる戦法です。相居飛車でも対振り飛車でも使えるので改良を重ねていけば面白いと思います。
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関西将棋会館>トップページ>information>【将棋教室】>ビギナーズ戦法辞典
http://www.kansai-shogi.com/
四間飛車 山田定跡(6四歩型) 山田定跡(5四歩型) 鷺宮定跡 左4六銀・急戦
左4六銀・準急戦 右4六銀 棒銀 4五歩早仕掛け 二枚銀
腰掛け銀 5筋位取り 玉頭位取り 左美濃 居飛車穴熊
藤井システム ミレニアム 立石流四間飛車 三間飛車 4五歩の仕掛け
5五歩の仕掛け 3五歩の仕掛け 三歩突き捨て 早石田 升田式石田流
石田流本組 棒金 中飛車 3八飛戦法 4六金戦法
急戦中飛車 ゴキゲン中飛車 向かい飛車 阪田流向かい飛車 相振り飛車
横歩取り 相横歩取り 4五角戦法 3三角戦法 8五飛戦法
3三桂戦法 2三歩型 相掛かり 3七銀戦法 鎖鎌銀
腰掛け銀 8四飛型 塚田スペシャル ひねり飛車 角換わり
棒銀 早繰り銀 角換わり腰掛け銀 右玉 筋違い角
矢倉 4六銀型攻撃陣 同型矢倉 スズメ刺し 森下システム
脇システム 矢倉中飛車 6二飛戦法 米長流急戦矢倉 二枚銀急戦矢倉
カニカニ銀
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