将棋の戦法について。
私は現在、3三角戦法や藤井システムを使っており、相手が飛車を振ってきた時は、左に美濃囲いにいったりします。相手が居飛車のときは、角の睨みを利かせながら同じように美濃囲いにかこって、そこから高美濃、銀冠というように、美濃囲いを中心とした戦法を使っております。しかし、高美濃や銀冠ゆえ後半になって飛車や角を捨てて攻め込んだときに飛車を下段に打たれるのがつらいところです。また、こちらの攻め方としては1四歩、または9四歩と端の歩を突き、そこから歩の後ろに香車を上げて、その香の下に飛車をもぐりこませ、桂馬を上げながら端攻めをしていくのですが、どうもうまくいきません。端攻め自体は好調で、相手も相当あせっていると思うのですが、端を破ったときには結構駒損をしているので、しばらく守りに徹しなければいけない場合があります。これは、単純に攻め方の問題なのでしょうか。
やはりこういうのは、指しながら覚えていくものなのでしょうか。それとも、本で中盤の手筋を勉強したほうがいいですか?
あと、これが気になるのですが、穴熊って、攻めが強い人に対してはあまり意味が無い気がします。組んでる途中に急襲してきたりとか、端攻めされたりとか、そうされると脆いですよね。なにより、穴熊は確かに堅いですが、一度破られたら絶望的ですし、加えて逃げ道がないから、穴熊は結構扱いが難しいと思うんです。攻めには集中できますが、相手も逆に攻めに駒を使えるので、あまりちんたらやってると詰まされると思うんです。やっぱり、美濃囲いとか、それとも矢倉か、それらで戦っているときに発展させる、という感じで使うものですか? 疑問ばかりですみませんが、お願いします。
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藤井システムは、DVDが出ています。CSで、毎日CMが流れているので、買ってみたら、いかがでしょうか。
解説は、もちろん藤井九段です。
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これは穴熊に限った事ではないですが、人間と同じで、どの戦法や囲いでも長所もあれば短所もあります。
完璧な戦法や囲いなどはありません。
その戦法や相手の動きに合わせて戦法や囲いを選択する事が必要です。
質問者さんの対策でも間違っているとも思いません。穴熊は1度王手がかかると逃げ道がありません。
左美濃でも穴熊でも横には強いが縦からの攻めなど玉頭は弱いなど、
矢倉は縦には強いが横や下段から飛車を絡めて攻められると弱いなど、それぞれ長所と短所があります。
ただ、戦法と囲いの相性は確かにありますが、同じような二つの局面でもたった一カ所駒の配置が違うだけで、効果的な場合もありますが簡単に崩される場合もあります。
これは手筋やその定跡の形を覚える事も必要で、一概には何がいいとも悪いとも言えません。
自分で失敗や成功を重ね、経験を積んでいくしかないと思います。
たった一手の配置の違いや持ち駒の違いだけでも、勝敗に直結するのが将棋というゲームの恐ろしさであり、魅力でもありますから。
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