プロの将棋で4六金戦法を見たことがないのですが、そんなに採用率が低い戦法なのでしょうか。
|||
46金戦法は昔は沢山指されています。
最近は、C級2組順位戦の、川上対西川戦くらいしか記憶にありません。
条件としては、角道をとめる中飛車に対する急戦戦法という事です。
狙いは、振飛車の角頭攻めです。
46銀では、45歩・同銀・88角成・同銀・33桂で銀が死ぬので、ここで46金と戻れる狙いです。
最近は、角道を止める中飛車がほとんどなく、かつ居飛車の急戦が激減していますので、優秀な戦法でも採用する局面自体がなくなっています。
採用しないというよりも、採用できるかたちの中飛車が指されなくなったという事です。
|||
以下に書いてあるのは、以前読んだ本に書いてあったことですが…
4六金戦法が採用されない理由として
①はっきりとした狙いがない。
②玉から金を遠ざけている。(守りを薄くするのは現代将棋の考え方から離れている)
③有力な作戦が他にもたくさんある。
という3点が挙げられていたと思います。
実戦例はプロでは数局しかないようです。
〈sou_miyoさんの回答をみて〉
実戦例は数局と書きましたが、「~年以降」ということだったかもしれません。記憶があいまいで…
最近はほとんど指されていないということです。
申し訳ありません。
|||
46金戦法は角道を止めた中飛車に対する作戦です。勝率は5割くらいでしょう。居飛車穴熊は中飛車に有力で非常に高い勝率を上げています。ですから46金戦法を採用する人は非常に少ないです。また中飛車自体が勝率が低いため、採用率が低くなってます。現在、流行中のゴキゲン中飛車は穴熊にも十分対抗できます。
0 件のコメント:
コメントを投稿