将棋の戦法にはなぜ著作権がないの?
もし誰かが「この戦法は私が考えた」とか言い出して、
使用権を申請したらどうなるのでしょうか?
そんなことやるような愚か者はいないと思いますが、
もし行った場合、それは通るのでしょうか?
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通らないでしょう。
この戦法の後こうするのは私が考えた戦法だ。とかいいだしたらきりがないし^^;
プロの対局が持ってる戦法の数や相性で勝敗が決まってしまう気がします。
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将棋の戦法は、どんなものでも進化を続けています。
それはとりもなおさず、たくさんの人がその戦法を使い、たくさんのアイデアを出してきたからです。
「これはすごい戦法だ」と考えられたものでも、いろんな人が対策を考え、進化する中で、互角に近い所で戦っています。
質問者様もおっしゃっているように、そんなことを言う人がいれば、まさに大変な愚か者でしょう。
なぜなら、その生み出した戦法に対して、他の棋士すべてを敵に回すことになるからです。
どんなに良い戦法でも、一人の考えだけでは限界があります。他の棋士が知恵を終結させれば、あっという間に良い対策を見つけて、その戦法が価値のないものになってしまうことでしょう。
つまり、戦法を独り占めする、という行為そのものが損をしていると言えるのです。
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戦法はアイデアに属するから 著作権はありませんね。本にして表現したなら 本は著作物になりますが。アイデアを独占できるのは特許くらい(申請が通るわけない)。戦法の名前に商標をつけるくらい。
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戦法でそれをやるとすると、その戦法を使えば料金を支払わなければなりませんね。
以前やっていた居飛穴の裁判は、元祖主張、名誉の問題であり、著作権ではありません。
質問内容に近いものとして、戦法利用ではなく、掲載に関して一部それを主張しているのは、将棋連盟です。
真似することはよくて、棋譜を無断で掲載してはいけないなら、アマチュアの同じ内容の棋譜をプロの棋譜と同じだった銘打って掲載とというのはよいのでしょうか。
アマは指してよいのに、掲載できない、というのではすこし変だと思います。
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>そんなことやるような愚か者はいないと思いますが
いたんですな、それがw
「田中寅彦九段が強豪アマに提訴された「居飛車穴熊・元祖」裁判」
http://tamarunoboru.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-dcb7.html
慰謝料300万とか、結審まで3年を要したとか、その時点でアホですが一応これが判例になってますので、今後同様の申請があったとしても認められる可能性は極めて低いでしょうな。
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登録しておけば大丈夫です。
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